Zabbix on Noah3

ZABBIXといえば、サーバーをはじめとするネットワーク機器やその他サービスの統合管理ツールとして広く知られているツールです。
一般的には、データセンターなどに設置された(仮想化された)サーバーなどにインストールして使用することで、管理しているネットワークやサービス全体を統合的に管理して、運用の基盤としますが、管理するネットワークなどによって、データセンターDELLやHPのラックマウントサーバーが設置できない環境も多く存在します。
そこで、クロス・ウインズ・ネットワークス株式会社から販売されているNoah3という小型PCを利用して、デスクトップ型のZABBIXサーバーを構築してみました。
Noah3
使用したハードは、「Noah3」という、クロス・ウインズ・ネットワークス株式会社から販売されている小型PCです。

ディスプレイの横にちょこんと収まるサイズです。
今回は、8GBメモリ、256GB SSDの攻勢で構築しています。
ZABBIXをインストール
ZABBIXの環境の構築のためにUbuntu 24.04LTSを使用しました。
追加の設定としては、シリアルコンソールを使用するためにGRUBに設定を追加した程度で特別な設定はしていません。
ZABBIXは、試験的ということもあって、ZABBIX 7.4を選択し、インターネットに公開されているインストール手順を見ながら、すんなりインストール。特段、特別な設定もなく、なんなく動作しました。

設定直後ですので、監視対象ホストはZabbixサーバを含めて2つしか設定できていませんが、動作自体はそれほど重さも感じず、クローズ環境用の監視システムとしては十分な性能ではないかと思います。